PLMconsole
PLMconsoleは、日本の製造業の伝統・強み・こだわりを活かすソリューションです。
様々な業界の企業様にご利用いただいています(順不同)

Point

1.セミオーダー型PLM開発

PLMを実現するために必要な機能をコンパクトで再利用可能なライブラリーとして開発しました。これらライブラリーを利用してPLMを実現しますがPLMconsoleには「顔(画面)」が存在しません。それは多くの経験から「画面や操作が一番こだわりの多い要素」だと言うことを知っているからです。画面設計/画面遷移設計はお客様の今まで利用してきた既存システムからの切替にて最もこだわりが強い為、ゼロベースで話し合いを続け作り上げていきます。

主な機能(Common)

2.WEBアプリケーション

Microsoft .netframework/Internet Information service上で構築されたPLMconsoleは、機能を絞ることで大幅なレスポンス向上を実現しています。多くの機能を1度に実現するためには、サーバー/クライアント間に大量のセッション情報やクッキー情報を保存/破棄/更新などの高負荷作業が必要になります。一見便利に見えるこれらの機能は、多くのリソースを消費することになります。滅多に利用しない機能でもバックグラウンドでセッション管理を行うなどしてレスポンスの低下が予想されるためPLMconsoleでは要件定義時に「どうしても必要な情報とレスポンス」を納得いくまで話し合いを行います。その結果、ピュアなHTMLコードのみの送受信で画面はシンプルになり、レスポンスも向上します。

目に見えない情報

Webアプリケーションでは、クライアントの操作性を向上させるために多くの情報を「裏」で保持します。しかし今日のブラウザはセキュリティの観点から多くの情報を残したり、長期に渡って保存することを望みません。複雑なWebアプリケーションは、更に複雑化していきます。

シンプルなPLMconsole

PLMconsoleはSimpleな考え方です。複雑な処理は分けよう、その方がレスポンスがいいからです。PLMは、何度も何度も機能を付け加えたり改修を続けていくので、複雑な機能の作り込みよりもSimpleな機能を繋げた方がメンテナンス性も向上すると考えます。

3.サーバーライセンス

多くのパッケージ型PLM製品は、複雑なライセンス体系を持っています。同時利用者数やNamedライセンス(利用者全員のライセンスが必要)、固定ライセンスなどは組み合わせることは出来ません。また、グローバル拠点のライセンスに関しては更に多くの複雑性を持っています。このようなライセンス体系では、PLMシステムの拡大規模に応じてライセンス料が増えることになり 「PLMの利用拡大(スケールメリット)」を阻害する要因となります。

PLMconsoleのライセンスは非常にシンプルな「サーバーライセンス方式」です。サーバーライセンス方式はアクセスされるサーバーに適応され、接続ユーザー数や接続拠点に制限はありません。利用者数が増えるほど「お得感」が出てくるということは「PLMの拡大」に大きく貢献することになります。

追加クライアントライセンスは不要

カットオーバー後の利用範囲拡大(全社拡大)フェーズにおける最も大きな障害は「追加クライアントライセンス費用」と言われています。せっかく作り上げたPLMシステムも、利用者が増えなければ 情報は断絶し、思った効果を上げられないことも考えられます

4.ソースコード開示

パッケージ型PLM製品の最大の懸念点は「サポート費用の支払」を止めた時点で「保守サポート」を失うことです(多くのケースで「遡りサポート継続」には多くの追加費用が必要になります)。維持フェーズでありながら、延々とライセンス/保守料を支払続けなければなりません。

PLMconsoleは、導入開発フェーズ終了後に 開発部分のソースコードを開示します。お客様側で追加開発することも可能ですし、ライセンス/保守料の支払いをやめても使い続けることが出来ます。

PLMconsoleという成果物は「お客様の財産」です。

そのシステムは誰のモノですか?

多くのパッケージ型PLMアプリケーションには使用権が設定されています。保守サポート費用を支払い続けなければ、継続利用は出来ません。そのPLMは誰のモノでしょうか?

創ったシステムはお客様のモノです

年間保守用やサポート費、サブスクリプションなどの費用を継続的に支払う必要はありません。それでも作り上げたPLMは、お客様のモノです

5.作り込みとこだわり

パッケージ型製品のように、豊富で使い切れないような機能を提供しても お客様環境に合わせるためには多くのカスタマイズ開発が必要になります。このパッケージ型製品のカスタマイズ開発は「ゼロ(0)」から開発するのではなく「マイナス(-)」から開発することになります。それは、パッケージ型製品内のルールに沿って開発することとなり、多くの制限下での開発となるからです。

追加開発が負のスパイラル

パッケージ製品の追加開発は「負のスパイラル」の最も分かりやすい入り口です。そのカスタマイズはMicrosoft ExcelなどのVBAほど充実した開発環境を提供しているでしょうか?1度カスタマイズしてしまうと終わることのない追加開発と改修に繋がることでしょう。カスタマイズが必要と判断した場合は、パッケージを断念するときです

徹底的にこだわる

PLMconsoleは、Coreとして機能を作り込んでいますが その多くは「カスタマイズを前提とした」機能分割です。スクラッチ開発のように「ゼロ(0)」から開発することではなく スタート位置からアドバンテージを持って開発を進められます。

6.長期維持コスト低

日本の製造業PLMには下記特徴があると考えられています

このような環境下では既成パッケージ型PLMの長所を活かしきれず 長期利用に対して維持管理コストが利益を圧迫する結果となります。 PLMconsoleは維持フェーズにおける運用管理コストを大幅に抑えることが出来、長期に渡って利用されるPLMに最適です。

パッケージ製品の投資フェーズ

Overview

1.セミオーダー型PLM開発

PLMを構成する機能をライブラリー化することでメインテナンス工数軽減と品質向上を達成しました。ライブラリーの活用+新規開発を合わせることでフルスクラッチ開発の柔軟性とパッケージ型の即効性の間「セミオーダー型PLM開発」を実現しました。

2.WEBアプリケーション

フルWEBアプリケーションとしてクライアント側はブラウザのみで利用することが出来ます。高度なグリッド処理が必要なBOM、CADデータ管理に必要なツリー表記においてもブラウザ上で高速に表示することが出来ます。

3.サーバーライセンス型

ライセンス費用はサーバー単位となりますのでクライアント数(利用者数)に制限はありません。国内外含めてネットワークが通じていれば利用できるためスケールメリットの恩恵を受けやすい構成です。

4.ソースコード開示

開発部分のソースコードを開示します。維持フェーズにおいて軽微な修正などはお客様側で行うことも可能です。ベンダーロックインによる不合理なコスト上昇を抑えることが出来ます(一部COREに関するコードは開示しないことがあります)

5.作り込みとこだわり

既製品をカスタマイズして利用するのではなく、最初から自分に合ったPLMを作り上げようというコンセプトです。ボタンの配置や検索結果内容の表示など、日々使うようなUIは こだわって築き上げることができます。

6.長期維持コスト低

お客様都合でサポート契約は継続することが出来ますがPLMconsoleの保守費用(年間)は不要です。維持フェーズにおいては抜群のコストメリットを発揮します。サポート保守はインシデント(チケット制)での対応となります。またチケットの費用は追加開発に回すことも可能です。

Customers reviews

私たちのお客様は、このような悩みを抱えていました。
高額で透明性に欠けたカスタマイズ費用、維持フェーズにおける高額な保守費用、定期的なバージョンアップによる作業費、融通の利かない利用規約などに不満がある。
パッケージへの不満
Designer
開発時の仕様もドキュメントも残っていない既存システムが、ハードウェアの保守継続が出来なくなった。現行仕様そのままでの機能でリプレースを希望している。
複雑な既存システム
Manager
版管理やワークフローなど、自社独自ルールを変えることができず、パッケージでの対応が非常に困難。カスタマイズ費用が高額でパッケージでのメリットが薄いので困っている。
複雑な自社ルール
Support
カットオーバー後の維持コストを大幅に軽減したい。維持フェーズでは最低限のサポートとし、自分たちで軽微なカスタマイズを可能としたい。簡単な修正で多額な開発費を請求される事に対して納得できない。
維持コスト軽減
Designer
設計者以外のライセンスを購入しておらず、全社展開時に他の部門の費用負担が大きく尻込みしている。せっかくのシステムだが利用者が増えず、承認者なども費用軽減のため共通端末を利用している。本末転倒だ。
増えない利用者
Manager
とてもリッチなWebインターフェースを提供しているパッケージを利用していたが、レスポンスが悪くストレスが溜まっていた。多くの情報よりも自分が必要としている情報を素早く見ることを優先したい。
UIよりスピード
Support
30年来内製システムで運用し利用者の満足度も高く大きな不満はない。しかし、長年開発を担当した開発者の定年が迫っており、今後の対応に危機感を持っている。自社は複雑な機能は使っていない自覚だったがパッケージベンダーからは高額なカスタマイズ費用が必要と言われた。
継続性の課題
Manager
20年ほど前に外資系パッケージをベースに専用GUIと各種システム連携を開発し運用していた。しかし、そのパッケージが他社に買収され、開発・サポート終了が宣言された。ソースコードもなくブラックボックス化しているが 現在のGUIや連携開発を有効活用できる方法はないか?
継続性の課題
System Manager
当初から全社グローバル展開を目標に 技術部門から導入を開始したPLMシステムですが、他部門・海外工場・関連会社へと展開する中で、ライセンス費用の各部門・各事業所負担が理由で、延期や頓挫している。結局は単なる図面管理システムになってしまい 費用対効果について再度練り直している。
全社展開の頓挫
Manager